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Vol.4   日本人に愛され続ける「サケ」の秘密

日本人に愛され続ける「サケ」の秘密

2015年05月26日更新

日本人に愛され続ける「サケ」の秘密

おいしさも栄養もはなまる級の「サケ」の秘密に迫る!

なんでサケって名前なの?

 サケは、もともと「鮏」という漢字で表記され、「なまぐさいもの」という意味でしたが、室町時代にはすでに「三角形にとがった」「形が良い」という意味の「圭」を使った「鮭」という漢字が用いられるようになっていました。
 また「飛び跳ねる」という意味を持つ「鱖」という漢字で表すこともありましたが、英語の「salmon(鮭)」にも「跳躍する」という意味があり、英語と中国語の共通性を感じることができます。
 他にも、サケの身が裂けやすいところから「サケ」という名前がついたのでは?という説や、「サケ」の身が赤いところが「酒に酔ったようだ」=サカケ→「サケ」になったという説、さらには身の色のアケ(朱)が転じて「サケ」になったという説などいろいろありますが、アイヌ語のシャケンベ=サク・イベ(夏の・たべもの)の訛(なま)ったものという説が有力だそうです。

サケのオレンジ色はアスタキサンチン

 サケの鮮やかなオレンジ色は「アスタキサンチン」というカロチノイド系の色素によるもので、実はイクラやスジコのオレンジ色も同じ「アスタキサンチン」なんです。特に色の濃い紅ザケは、シロサケの約4倍もの「アスタキサンチン」が含まれているそうです。この「アスタキサンチン」が体内に入ると、目に良いビタミンAと同じ効果を発揮すると言われています。
 さらに、体内の細胞を酸化させてガンを引き起こす活性酸素を抑える「抗酸化作用」があることがわかり、サケは注目の食材です。
 昔からおにぎりの具としてはもちろん、身くずれしにくいのでお弁当の具としても重宝されていた食材・サケ。スーパーで手に入りやすく、焼くだけでおいしくできあがるので、お魚料理が苦手な方や、普段の食生活でお魚不足を感じている方にぜひおススメします!

捨てるところがないサケ!

 サケは、身の部分はもちろん、頭から尾まで全部食べることができ、捨てるところがないと言われているすばらしい魚です。身の部分は焼いてそのまま食卓へ出してももちろんOKですが、ムニエルにすればちょっとしたオシャレな一品に変身。シチューや粕汁に入れれば鮭のうまみがしみ出し、まろやかなおいしさが味わえます。また和風の味わいの照り焼きや、さっぱり風味の南蛮漬けなどにもしてもおいしい!
 また頭の鼻に近い部分の軟骨・氷頭(ひず)は薄切りにして二杯酢・三杯酢に漬け込めば氷頭なますの完成。さっぱりとした味わいと、こりこりとした食感がくせになる一品です。
 残った身とアラは汁物に入れればおいしい出汁がたっぷり出て、奥深い味が楽しめます。いろいろな料理を作って、サケのおいしさを思う存分堪能してくださいね!

そんなおいしいサケを毎日の食生活に取り入れられるのが
「鮭フレーク」!

ほっかほかのご飯にかけたり、おにぎりやサンドイッチの具材、またパスタに混ぜたりと、お料理のレパートリーが広がる「鮭フレーク」。サケのおいしさを存分にご堪能ください!

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[参考書籍・サイト]

◎「頭がよくなるおさかな雑学大辞典」日本おさかな雑学研究会 幻冬舎
◎「たべもの語源辞典」(初版1980年、新訂版2012年発行)清水桂一編 東京堂出版

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